早期退職・役職定年・定年退職を目前に控えた今。あなたは何を考えますか?
「人生100年時代」といわれる今、この先の人生設計を考えた時、真っ先に思い浮かべるのは資産形成でしょう。
老後の生活に十分な蓄えがあるのか、今のままでは足りないのか・・・。でも果たして考えることはそれだけでいいのでしょうか?
転職や雇用延長をしたとしても60歳や65歳で仕事を完全にやめてしまうのは、お金だけではない問題も生まれてきます。
・精神的な張りが失われる
・社会との接点がなくなる
・知識や経験が活かされない
といった「もったいない」状況を生む可能性があります。
起業を選択肢に加えることの“良さ”
1. 経験とスキルの活用
50代・60代のビジネス経験は、大きな財産です。企業勤務では埋もれてしまった専門性・人脈を「起業」という形で発揮できます。
2. 働くペースを自分で決められる
「会社に縛られない働き方」は、体力的・精神的に自分のペースを守りながら働けるため、持続可能です。
3. 社会との接点を持ち続けられる
起業は“役割”や“承認”を自ら作り出す行動でもあります。孤立感の防止にもつながります。
4. 第二の人生の自己実現
「本当にやりたかったこと」「誰かの役に立ちたい」という想いを形にしやすいのが起業です。
そうした考えを持つミドルシニア・シニアは実在するか?
答えは「確実に存在する」かつ「今後ますます増える」です。
データから見る傾向
・中小企業庁の資料によると、起業家の平均年齢は上昇傾向にあり、55歳以上の起業が全体の2〜3割を占めています。
・「定年後も何らかの形で働きたい」と考える人は60代で7割以上(内閣府調査)。
・起業理由は「経験を活かしたい」「社会に貢献したい」「収入を得たい」の順に多い。
実際に増えている事例
・定年後に自分の好きな分野で「小さなカフェ」や「学習支援」「シニア向けサービス」などを立ち上げる人
・フリーランスや個人事業主としてキャリアコンサルタント・講師・コーチなどで活躍する元会社員
ミドルシニアにとっての「起業」とは
「雇用延長」や「転職」だけでは、働き方の幅が限定されます。
それに対して「起業」は、こんなことを提供します。
・自由度の高いキャリア形成
・自己実現と社会貢献の両立
・長期的に続けられる仕事のかたち
つまり、起業を選択肢に加えることで、人生設計の質が格段に高まるのです。
ミドルシニアが「働き方」について相談できない理由
多くの方は、「資産運用=お金のこと」にはフィナンシャルプランナー(FP)に相談するという発想を持っていますが、「これからどう働くか」=キャリアや生き方の再設計については、実は誰に相談すればよいのか分からないというのが現実です。
キャリア相談の窓口が見当たらない
・ハローワーク:転職支援中心で、柔軟な働き方や起業に関する相談には不向き。
・FPや税理士:お金の専門家であり、人生設計や働き方のビジョンまでは扱わない。
・企業の人事:定年後の個人の人生まで踏み込む立場ではない。
そもそも”相談していい事”だと思っていない
・「働き方=会社で決まるもの」「起業=特別な人がやるもの」と無意識に思っている。
・働き方について相談する文化や環境が、特にミドル以上の世代にはなじみが薄い。
ライフプランとキャリアプランを分断して考えてしまう
・「資産形成」と「働く目的」「自分らしさ」を結びつけて考える機会が少ない。
・その結果、「働かざるを得ない」のに「どう働くか」を設計できない。
実は求められている“キャリア×ライフ”の相談窓口
今必要とされているのは、以下のような中立かつ実行支援もできる存在です:
・自分の人生や価値観、働き方のスタイルを言語化してくれる人
・起業も含めた「働き方の選択肢」を整理し、一緒に設計してくれる人
・相談で終わらず、伴走型で支援してくれる人
この領域は、いわば FPとキャリアコンサルタントとコーチの中間。シニア起業に寄り添える支援サービスが必要となります。
“キャリア×ライフ”に寄り添う、シニア起業支援プラットフォーム
早期退職や定年退職を機会にセカンドキャリアを考える50代の方々に向けて、“起業”という新たな選択肢をサポートするプラットフォーム『BIZ-C』
・相談先が“なかった”働き方・起業の悩みに応えられる
・起業という選択肢を“現実的なもの”として具体化できる
・人生後半の「在り方」と「働き方」を結びつけて設計できる
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